2003年11月2日(日)晴れのち曇りのち雨のち曇り

礼拝の説教は先週ハガイの講解が終わり、今日からテーマ説教。
テーマは「霊的信仰の回復」。漢字にすると妙に怪しい。
Restoring of Spirituality です。
前提として、「この教会は以前は熱のある信仰的教会だった」ということがあることに関して、「そっか〜」と感じた(いい意味で)。

再来週哲学のテストとレポートが二つ重なるので、今とても忙しい。
僕は何かに追われるのがすごく嫌いなので、課題とかは早く終わらせたいのだ。

2003年11月3日(月)晴れ

携帯からメールをくれた方(くれている方)ありがとうございます。
ホントは返事を書きたいのですが、適切な時間に送れないので、結局送ってません。
でもちゃんと読んで笑ったり、祈ったりしてますのでご安心ください。
(パソコンの人にはちゃんと返してます。もし「返事がないよ、おい」と言う方がいたらご一報ください)

なんで適切な時間に送れないかというと、ひとえにサマータイム終了のせいです。
このために時差が1時間増えて、図書館が空く時間だともう日本の「こんな時間に電話すんなよ」
と思われる時間になりはじめてしまうからです。
でも、何よりの理由は、そんなに早く起きれないからです(ごめんなさい)。

ちなみに夜は裏の森を抜けるのがすごく怖いのでやっぱり図書館に行けません(ホントごめんさい)

前に乗せた裏の森の写真(8月21日の)を見て、友人の一人が「一人ブレアウィッチできるね」とメールしてきました(*1)
夜は本気でそんな感じで怖いです。5時には真っ暗です。
でももっと怖いのは、暗くて道が見えないので、小動物踏んだらどうしよう、ということです。

多分果てしなく返事遅れますが、そのうち書くので気長にお待ちください。


<無視しているわけじゃないのさ…(メールを)>


*1:ブレアウィッチ…ブレアウィッチ・プロジェクトという映画がある。
ドキュメンタリータッチのホラー映画である。僕は結構好き。
以前一緒に見たタカギ村のイナ君は途中から寝てた。人によって評価が分かれるらしい。

2003年11月4日(火)しとしと雨

来週の哲学テストはテイクホームになった。
つまり家でやってこいということで、レポートと一緒だ。
うれしい。すごくうれしい。
やっぱり限られた時間でばーっと英語で文章を書いていくのは苦労する。
「途中で詰まったらどうしよう」というコンサート前のピアニストのような緊張感すらある(大げさ)。
その点、家では落ち着いて考えて書けるから、留学生の僕にとっては圧倒的に得だ。
ということでいきなり楽になったのでダラッとしはじめた。ダメダメである。

話は変わるが、10月6日の日記にアメフトの試合についてつらつら書くという暴挙をしたが、
正直「誰も分かんないんじゃないかな〜」と思ってた(じゃあ書くなよって話だけど)。
ところが、なんと読者から、わたし見た、しかもアメフト好きというメールを頂いた。
この試合は衛星放送で日本でもやったそうだ。驚き。

2003年11月5日(水)霧雨

夜の祈りの時間にふと、この前の日曜の教会でのメッセージを思い出した。
最初の頃の信仰の情熱を思い出せ、という話題の中で「恋する二人」の例話をしていた。
恋する二人。お互いのことしか目に入っていない。
まわりの人が冷やかしても全然気にせず相手のことしか見ない二人。

そういう気持ちを神様に対して失ってませんか?
「信仰的な」活動、神様に「関係する」話の数々なんかの方に目がいって、
一番大切な神様「自身」に対する情熱を失ってませんか?という話。
神様が求めているのは、神様に関するあれやこれをやることじゃなくて、
ただ神様を見つめ続けることですよ、と。

自分を省みてみると、確かにちょっと危ない。
神学は神様に関係してるから、なんだかそれで十分な気持ちがしてくる。
でも違う。
僕は一時期確かに、神様のことばっか考えてた時期があった。
その頃の情熱を忘れかけている。そんな気がした。

ちなみに、この例話は面白いと思う。
続きを考えてみた。

恋する二人も、やがては冷静になってくる。
そうすると他の色んなものが目に入ってくる。
まわりの声。他にもいる素敵な人、もの。
そして相手に対して、自分が気に入らない所も見えてくる。
二人はどうなるか?
恋は愛に変わるのか?
それともそれは「はしか」のようなものだったとやめてしまうのか?

ただし、人間の恋愛とは決定的に違う点があるのを忘れてはいけない。
こちらの想いがどう変わろうとも、相手(神)はこちらを愛することをやめない。
本気が試される時がくるのだ。

愛に変わればそれは最高の変化だろう。信仰も似ている。
盲目な感情だけから離れ、相手を深く理解していく。
そして自分の思い通りにできる都合のいい相手でないと分かっても、
やっぱりこの人についていこうと思うのだ。
まわりの声も聞こえるようになる。
色々な風景が見えるようになってくる。
でも愛は変わらないのだ。

*夜に書いたので、ちょっと文章が恥ずかしい。

2003年11月6日(木)雨

昼の聖餐礼拝に出た。
というか、聖書を読む係を頼まれた。
今日の主催は韓国人コミュニティだったので、同じアジア人ということでだろう。
僕は日本語で、他の三人が同じ聖書の箇所をそれぞれ英語、カダログ語、韓国語で読むという。
それ自体はいいのだが、礼拝に出る人の中で、多分僕以外は日本語を理解できる人間はいない。
それでも日本語で読むのって、単なる自己満じゃん?と思ったので、
そう言ったら、「うん、そうだけど、シンボルとして」と答えられた。
言葉足らずだが、多分「多くの部分からなる一つの体の」シンボルと言う意味だろうと理解した(*1)
もし、「かっこいいから」とか言われたら断ってやろうと思っていたが、とりあえず納得したので引き受けた。

礼拝の後、昼食が振舞われたのでもらってユニバーシティセンターに向かった。
会話パートナーと会う約束があるのだ。
この会話パートナーというのは、留学生がネイティブの学部の学生(=若者)と話す機会を作ろう。
そして、会話能力をつけ、若者文化にも触れてもらおうじゃないか、というありがた(めいわ…)い企画だ。
ところが笑えることにボランティアが足りなかったらしく、僕だけ大学職員が相手である。
で、その相手は僕と同じ年の末娘がいるご婦人なので、「若者文化にも…」はどこ行ったおい、って感じ。
しかも僕は普通の会話するのにはそんなに不便を感じないくらいにはしゃべれるので、
僕も相手も『これ意味あんのかなあ…』と思いながらの、びみょ〜なミーティングである(今まで二回会ってしゃべった)。
とても落ち着いた人なので、僕としては話しやすくていいのだけど。

が、今回は違った。
「今日は聖餐礼拝があってね…」という話から、彼女がムスリム(イスラム教徒ですよ)だという話になる。
もちろん知らなかった。勝手に普通のクリスチャンだろう、と思い込んでいたから。
聞いてみると、彼女は両親がクリスチャンで小さい頃は教会に行っていたが、
多感な時期に自分の疑問に牧師はじめ大人たちが誰も答えなかった(答えられなかった?)ことがきっかけで、
教会から離れたそうだ。そしてムスリムの方では深い理解を与えられたのだ、という。
ホントに大切なことに答えられない信仰なんて、と僕でも思うだろう。
なんだか悲しくなったが、僕と彼女が会ったのは与えられた機会だろう。
ということで、びみょ〜なミーティングは突然深い信仰の話し合いになった。

今日は「キリストがなぜ人間なのに、神なのか(あるいはその逆)」についてと、
人格をもった神ということについて話した。
こういう話になると途端に英語が大変になってくる。途中から辞書を引き引き話した。
時間も大幅オーバーして、平気で授業時間にもずれこんだ。
でも、今僕が答えなければ、失望が重なってしまうだけだろう。
うれしいことに、たどたどしい僕の説明でも、とても熱心に聞いてくれて、
ぜひ来週もこの話を続けよう、ということになった。
次回は英語の聖書を持っていこう、と思っている。

また全然話は変わるが、先日の授業で爆笑しそうになった写真があるので、見ていただきたい。

先生 「この彫刻すごく好きなのよ、踊ってるイエス」


<ダンシング・スター>


ホントに踊ってるのかどうか知らないが、この腰と手の動きは明らかに ツイスト(左の人もご一緒に)。
背景に「ゴーゴー」って効果音がつきそうだ。
よく見るとまわりの人々の動きも踊っているようだ(首がなかったりするのもご愛嬌)。
見れば見るほど意味不明。
夢に出てきそうなくらいの強烈な印象だった。
ずっとうとうとしてたけど、この時だけはっきり目が覚めた。

*1:コリントの信徒への手紙第一12章をご参考ください。詳しい説明はパス。

2003年11月7日(金)晴れ

レポート書きまくり。

2003年11月8日(土)晴れ

レポート書きまくり。
いくぜ、100万枚!(無理)

2003年11月9日(日)晴れ

日曜日だけが早起きする日なので朝起きるのがきつい。
しかも頑張って起きるのになぜか準備に手間取って出るのが遅れる。
おかげで日曜の朝は毎回教会まで走っている。
歩いて30分だからさすがに全部は走れないが、20分弱で着くように頑張っている。
はあはあ言いながら礼拝堂に入ってしばらく前奏を聞きながら祈ってると、やがて礼拝が始まる。
いつも満たされた気持ちで帰れるのはとてもうれしい。

日本では総選挙。
ニュースを確認しているが、最終結果はまだ分からなかった。

米が尽きた。

レポート最後の三つ目を書き上げた。
哲学のテストがテイクホームになったはいいが、予想外にも早く出題されたのできつかった。
どれも満足度の高いものは書けなかったが、もう一回書き直す気にはスーパーならない。

とりあえず一番の山場は越した(と思う)。
サンクスギビングデー休暇よ早く来い。


<紅葉(一週間前撮った、今はもう枯れてる…)>


2003年11月10日(月)晴れ

冬になってきた。
寒さが表面的なものから、内側にまで浸透してくるものになってきた。
逆に部屋は相変わらず暖房で暑い。

昨日セミナリーホール周辺で熊が目撃されたらしい。
熊っぽい人ではない。熊そのものである。
く、くまって…。一応、街なんですけど…。みたいな。
「夜に出歩く時は物音を立てながら歩きましょう」とのメールが入ってた。
痛々しいな。

ここしばらく集中していたので、今日はゆっくりすることにした。
英語の教官にレポートのチェックをしてもらった以外はダラダラ好きなことをしてた。
どうダラダラ過ごしたか詳しく書こうかと思ってちょっと書いてみたが、
あまりに普通の人に分からないだろう趣味的専門用語が多くなったのでやめた。
ということでアバウトに。

マンガ読んだり本読んだりして過ごし、夜はDVDを見た。
映画、ピンポンのDVD。

英語のやつを見る気にはあんまりならないだろうと、
基本的に日本のものを選んで買って持って来ている。
これもその一つ。

原作がとても印象強く、映画化されると聞いた時「え〜?」と思ったが、
見に行って「いいじゃん」と思った数少ないものの一つ。
今日もまた見て「いいじゃん」と思った。
特に僕は最初のペコが川にダイブする瞬間から始まるオープニングと(絶妙に入るスーパーカーがいい)、
ペコとドラゴンの戦いのペコが目覚めて最初のリターンが好きです。
(この説明だと見たことない人には「???」ですね、そういう人は今度見てください。)

すっかり気が抜けたので、またしばらくダラダラ生活を送ろうと思う。
「やる時は(いやいや)やり、やらない時は(はりきって)やらない」がモットーです。

11月中旬の冷蔵庫の中身

2003年11月12日(水)霧雨

夕方の授業が終わる頃には外は真っ暗になってる。
6時半だけど既にキャンパス内にも外灯がともっている。
日本では白熱の光だけど、アメリカはオレンジ色の灯りが一般的だ。
今日はそれに加えて霧が空気を覆っていた。
辺りがすべて輪郭を失ったようにぼんやりしている。

キャンパス内を寮に向かってトテトテ歩くと、
カレッジの煉瓦作りの校舎から頭一つ抜け出した時計塔が、
誇らしげにスポットを浴びて、薄霧の中に聳え立っていた。
わざとらしい程に幻想的な風景だった。

湿り気のある肌寒い空間では空気の匂いに敏感になる。
荷物を部屋で降ろして買い物に向かうと、店の近くで匂いがした。
何とも言葉にできないのだけど、町工場のような匂いなのだ。
記憶も定かではない時期にアメリカで体験したことがある気がする。
そういう匂いだ。
妙に懐かしい気持ちがした。

帰って夕食を食べて(スープとパンと野菜玉子焼き)、
勉強すると見せかけてなぜかまたピンポンを見た。

この映画は夏の匂いを思い出させるのだ。
暑い夏の日に、渋谷のナントカ坂の映画館に見に行った時の記憶が印象深く残っている。
確か昼間に行ったから人もそんな多くなくて、
アスファルトの焼ける匂いと照り返しが妙に鮮烈で、
ヘッドフォンのせいでやたら耳のまわり汗かいて、
でもエアコン効いてない階段で並ばされて、
たまたま友人ヨッシーからスーパーカーのCD借りてて聞いてて、
映画が始まったらさっきまで聞いてた曲がいきなりかかってすげーびっくりした。
そういう記憶。
まだ去年(?)のことのはずなのにな。
霧がかかったように遠い記憶のような気もする。

また年取った頃に、ふと思い出すんだろうか?
その時僕は何やってんだろうか?


「2001年中国の旅」完成&公開(長いので注意)。
オランダの方は未だ作成途中。

2003年11月14日(金)晴れ

ここ二日ほど夕方に粉雪がほんの少しだけ舞っていた。

午後にクニシゲさんに頼んでマトリックス(レボ)を見に連れて行ってもらった。
彼自身も映画好きなので、前々から「行きましょう、行きましょう」とたきつけ…、頼んでいたのだ。
近くにも普通の映画館はあるのだけど、今回はアイマックスという所で見ることにした。
値段は少し高い(でも日本より少し安い)けど、ばかでかいスクリーンと音響が売りだ。
体調悪かったら酔いそうな程の迫力だった。

内容はよかった。楽しんだ。
ちょっと説明的なセリフが多くてスムーズじゃなかったけど、今までの内容も含めて考えてかなり面白いと思った。
多分ストーリーというかテーマというか、そういう所は(2作目(リロ)のいくつかのレビュー見た感じでは)
日本ではあんまり取り上げられていなそうだけど、割といいと思う(*1)。白けるとこもあるけど。
哲学の授業のイントロとかで使われそうな所もいっぱいある気がする(認識論とか)。
ていうか、実際やってる人いそうだな。
クニシゲさんは「これで卒論書かしてくれないかな…」とか言ってた。

アクションに関しては、山場のシーンは大画面のせいもあってドキドキものだった。
でも最後の闘いは「え?ドラゴン○ール実写版?」みたいな…。
ま、あれはあれで、ロマンですよね…。好きです。
多分1〜3続けてみるといいんだろうけど、疲れそ〜。

さ、そろそろ勉強再開しようかな。

*1:この映画に限らず、翻訳の問題とか、文化的理解の問題とかで、
(日本では)過小評価されているものって実はいっぱいある気がする。(逆もまた真)
特にキリスト教的価値観・考え方を理解してないと理解するの厳しいもの多い。いやホントに。
でもだからと言って、普通の本屋の「宗教」とかの棚のキリスト教関係の本見ても、多分ダメだろな。
その中の本の(全部とは言わないけど)多くがそもそもちゃんと理解できてない人が書いてるはずだから…。
(ちょっと思い切って書いてみました)

2003年11月16日(日)晴れ

ここしばらくセミナリーホールが日曜に空いていなかったが、
今日は教会から帰った後行ったらチャペルに入れて楽器に触れた。
でもイマイチやる気が起こらなくてすぐやめた。
これから弾く機会が減っていって、だんだん弾けなくなっていくのかな、
と思うとやはり胸が痛む。
今まで弾けた曲が弾けなくなっていくのは、考えるととても怖い。
素人の僕がこう思うんだからプロの人はどんな喪失感だろう。
(そういえば、昔、スラムダ○クの作者がバスケについて同じこと書いてた気がする…)
思えば実家にいた時は好きな時にピアノもオルガンも弾けた。
恵まれた環境だったことには、離れてから気づくんだ。
でもまあいい、逆に今まで出せなかった音が出せるようになるかも知れない。
音楽で受験するのあきらめた時、尊敬する先生(もう亡くなってしまった、とても残念だ)が
「弾くのは続けなさい、やめちゃうのはつまんないよ」
といっていた。「そりゃそうだ」とその時も思ったが、今はもっと強く思う。
きっとやめたくてもやめれないだろう。

レポートは一個仕上げたが、クニシゲさんに借りてきた「美味し○ぼ」に熱中し、
書く約束をしている文章に手をつける気がなかなか起きなくて困り中。
明日書くつもりだけど。
レポートも全体通して後の残り二つ。
ついにゴールが見えてきた。

2003年11月18日(火)晴れ

夕食に卵を二つ使ってオムレツを作っている(マイブーム)。
あのバターで仕上げたふんわり感がたまらない(当然プレーン)。
でもこれはひょっとして太るんじゃないかな、と思っている。

このオムレツを見ると、昔好きだった「おうさま」シリーズ(子供向けの本)に出てくる
王様の大好きなオムレツを思い出す。
なんだか読んでいるとふんわりおいしいオムレツが頭に浮かんだものだ。

あるいは、やはり昔よく読んだ(故)「ちび○ろサンボ」の最後に出てくる
パンケーキ(ホットケーキ?)を思い出す。
あの絵を見るとふんわりしたパンケーキ食べたい〜、と思ったものだ。

でも実際作ってもらうと自分の思っていたのと違ったりしたね…。

そんな幻の味に今さら自分で作って感動の初対面。
でもこれはひょっとして太るんじゃないかな、と思っている。

素直に感動しないなんて、大人ってやだな。


<お気に入りペンケーシィーズ>



「この帽子ドイツんだ」の前編完成。
後編はまだ作成中。

2003年11月19日(水)雨

春学期と1月短期の授業登録のために、アドバイザーの所にサインもらいに行った。
なんか結局春学期も12単位しか取れなそう。
あんまり大変にはならなそうでありがたい。
でも、結構綱渡りだ。まあ卒業できればいいんだけどさ。

夜、映画のGOを見た。一回見て「これはすごい」と思ったので迷わずDVD買ったやつ。
(ピンポンに続いて)別に俳優や脚本家に特別な思い入れがあるわけではない。
いいと思って買ったやつがたまたまかぶっただけである。
原作読んでないけど、先に映画見ちゃったから後から読むのは億劫だ。
というか、本ってそもそも読み始めるのが億劫だ。

2003年11月20日(木)晴れ

サンクスギビング休暇前の最後の授業を終えた。
もちろん課題が色々あるから勉強するんだけど、やっぱり休みはうれしい。
ということで、はしゃいでバスケやってたらメガネ壊れた。
しかも一番気に入ってる玉虫色メガネだったので、ちょっとしょんぼり。
3つ持ってきているので生活的には全然困らないんだけど。

友人カワカミがホームページの日記の中で僕を褒めてくれていた。
いや〜、照れるな。

カワカミのページ。diaryの11月20日参照(左上のdiaryをクリックして探してね)。(リンクからもいけます)

待て。
この書き方だとまるで僕がひどいことを平気で言う人間のようだ。
ちゃんと前フリのある一つのストーリー的文章の中の一部です。
ほんとです(必死で自己保身)。

週刊誌とかで発言の一部を取り上げられて怒る人の気持ちが24%くらい分かりました。
怒ってないけど。

2003年11月21日(金)晴れ

おかしい。
勉強するはずだったのに、少しもできなかった。

インターネットしたり、
部屋の掃除したり、
韓国人のみなさまと食事したり、
本読んだりしていたら、
夜になっていた。

今インターネットで一番気になっているのは、
南極から皆既日食を中継しようと言う豪気な企画である。
これ。(中継は終了。今はハイライトとか見れますよ)

僕は宇宙もの大好きだ。
寒く空気の澄んだ夜に街の灯りがあんまり届かないひらけた場所で、
空だけをじーっと見てる時とか、
火星の地表写真をじーっと見てる時とか、
宇宙のガス柱の画像をじーっと見てる時とか、
すごく心細くなるのだ。
それが好き。

掃除はうまくいった。
でも素人目には片付いていないように見えるだろう。(ダメだ)
まあ机の上がきれいになっただけ良しとしたい。
僕はちょっとした紙切れとペンがあれば勉強できる人なので(ヘタすりゃそれもいらない)、
机にスペースがなくてもちっとも困らない。
おかげでノートパソコンを出す時は、ズズーッと物を押しのけなけりゃならない。
それだけが問題。

韓国ピープルとは随分仲良くなった。
彼らも内側に細かいグループわけがあるようで面白い。
それから、彼らの中では僕だけ相手が誰でもファーストネームで呼び捨てだ(英語だからね)。
韓国でも日本でもありえない光景だろうなと思ってほくそ笑んでしまう。
年上の牧師を面と向かって下の名前で呼び捨てにすること普通ないから。

本読んでるときでも、大抵僕は音楽をかけている。
日本から300枚くらい持ってきた。
もちろんジャケットごと運ぶんではかさばるので、100枚入りケースで三つ。
その時の気分で色々聞きたいものが変わるので、
かなり厳選したが、それでも結構荷物になってしまった。
でもおかげで選択幅があってありがたい。

ちなみにこれを書いてる今はなぜか「ブルースブラザーズ2000」のサントラだ。
映画見てとにかくもうカッコいいと思ったので買ったやつだ。
でも多分「どこがいいの?」と思う人も多そうだから見てとは勧めないけど、興味があればぜひ。
個人的にエリカバドゥがすごく美しいと思いました(感想)。
めちゃめちゃ異教の役だけど。

現在、残る一つの趣味的ページの中身をどんなにしようかと考え中。
上のCDの話みたいのを書いても「誰が読むんだよ?」と思う一方、
もともと近況報告が目的のページなんだし他の所は完全自己満足の世界でいいじゃないか、とも思いつつ…。
なおタイトルは前に仮として考えていた「好きだから」はあまりに中途半端なので、
「都市型オタク系クリスチャンの内省的考察」にすることで内定している。
実際トップページに書いてみたらかなりのインパクトです。

2003年11月22日(土)晴れ

色々考えてみたけれど、全ての人間を笑わせる方法と言うのはない気がする。
やはり人にはそれぞれ違った笑いのツボがあるのだ。
それでもかなりの確率で誰かを笑わせる方法としてかなり有効と思われるものを五つ考えた。

1.おなら
2.自分が笑う(すごいいい笑顔で)
3.笑わせる文脈を用意する(いわば前フリ)
4.ナンセンス
5.滑稽(こっけい)

1.は言うまでもなく広範囲に有効だろう。
下品すぎず、それでいて軽いハズカシさからみんな思わず笑ってしまう。

2.は邪道だと多くの人に言われている。が僕はいいと思う。

3.についてだが、非常に重要なことだ。
例えば、「箸が転がっても可笑しい年頃」という表現があるが、
冷め切った家庭の食卓で父が食事中箸を転がしても15歳の娘は決して笑わない。
しかし、卒業後1年ぶりに再開した中学の同窓会で誰かが、
みんなに聞こえるように「箸が転がっても可笑しいってホントかなぁ」
とつぶやいて、みんなの意識を自分に集中させてから転がせば笑いが起きる。
もちろんその場の雰囲気やその人個人の普段のキャラクターなどが(長い、以下略)

4.人は自分の理解を超えたものを目にするとなぜか笑う。
ただし連発はダメである。連発する場合は合間に普通の笑いを混ぜる。
これはある種3の前フリと同じよ(以下略)

5.チャップリンとかね。

ちなみに混ぜるな危険である。
*すごいいい笑顔で「箸が転がっても可笑しいってホントかなぁ」とつぶやきながらおならをする15の娘がいたとしたら、 かなりのナンセンスである。ていうか怖い。

…!
いや、待てよ!

とか考えていたら夜になった。
レポートは遅々として進まない。



<まっすぐな道で寂しくない?>


2003年11月23日(日)晴れ

目覚ましにすら気づかないほど寝こけていたので、
教会に向かって相当長い時間走り続けることになった。

先日話題にした皆既日食は日本放○局(いわゆるN○K)でも映されていたそうな。
しかし情けないことにネットにつなげなかったため僕は見れなかった。
あ、あんなに待ち焦がれていたのに…。
ま、いいけど(立ち直りは早い)。

2003年11月24日(月)晴れ

留学生のためのサンクスギビングデーの夕食会があった。
いっぱい食べた(なげやり)。

2003年11月25日(火)晴れ

最近仲良くなった韓国系アメリカ人ジョーに誘われてサンクスギビングデーの集会に行った。
ニューアーク(ノォオークと発音されている)の彼が卒業した大学での会で、
僕が日本にいた時参加していたグループと同じ系列のクリスチャングループ主催だった。
食事の用意がなかなか整わなくて、おなかがグーグーなったけど、とてもいい会だった。
途中で、黒人グループがボディパーカッションとかを使ったパフォーマンスをやったんだけど、
もうただただ「すげー」って感じだった。普通の学生たちなのに、やっぱり文化の違いか、と思い。

会の後、ジョーの友達何人かとお茶飲んで帰った。
ジョーは最初会った時は「なんだこいつ?」と思っていたが、帰り道色々話して、
「ああ、これからこいつとすげー仲良くなりそうだな」と思った。

2003年11月26日(水)晴れ

昨日帰りが深夜になって、その後気力を振り絞ってレポート書き上げたので、ほとんど寝ていない。
でも、午前中に兄ジョウと母&伯母が来るので目覚ましかけて無理やり起きた。
しかも洗濯しなきゃいけないから朝も早くから洗濯室に行ったら、
何と他の人に占有されていて使えなかった。

30分ほど予定から遅れて彼らがやってきたので、少し大学と寮を案内して、
荷物のっけて兄の家に向かう。

ということで今日から来週の頭まで兄宅である。


<洗い立ての僕のパンツをかぶせたら大喜びのウキョウ(甥)>

2003年11月27日(木)晴れ

昨日は夜を徹して(と言うほどでもないが)、漫画を読んでいた。
一昔前(携帯の無い時代)はやった恋愛&受験ものである。
(めぞ○一刻ではない)
結果昼まで眠りこけた。まあ休日だから。
ちなみに僕はめぞん○刻の方が好きだな、と思った。
(すごいよね〜、あれ)

午後からジョウの家(つまり牧師館)で教会の人とサンクスギビング食事メインパーティをした。
そればっかやんけ!と言われそうだが、今日が真のサンクスギビングデーなので仕方ない(?)。
七面鳥をオーブンで焼くのも生で初めて見たし、わいわいがやがやのんびり楽しかった。


<七面鳥の丸焼き!>


2003年11月28日(金)雨

ゆっくり一日過ぎていった。

手紙書いた。

2003年11月29日(土)晴れ、風がとても強かった

何ということもなく一日が過ぎていく。
またちょっとずつ期末試験が気になり始めているけれど。

2003年11月30日(日)晴れ

兄の家にいるので、教会はすぐ隣だ。
おかげで今日は走ったりせずにすんだ。

礼拝前に、つい先日洗礼を受けたご夫婦との聖書の学びに一緒に参加した。
その後の礼拝のメッセージでも扱われる疑問がちょうど問われたりして、
とても充実していた。時間短かったけど。

ここは僕が普段行ってる教会と同じで、形式にこだわらない系の教会なので、
クリスマス装飾もすごく気さく(?)な感じだ。
とはいえ今日から待降節(アドヴェント)あので、一応ろうそくを出した。
燭台に立てられた四本のろうそくを一週ごとにつけていって、
クリスマスの週の日曜に最後の一本がついて揃うというもの。

今回いつもの教会にいけなかったので、
今度の日曜がどんな風になっているか見るのが楽しみだ。

礼拝の大人用メッセージはキリストの再臨と終末を目指しての信仰について。
待降節は、(キリストが)一回目に降って来たのを記念するものだけど、
その始まりにあたって、二回目に降って来る(再臨)の話と言うのはとてもいいね、と思った。

ところで子供用のメッセージ(礼拝の中、大人用の前にやる)がとても面白かった。
ステッキ型のアメ(こっちでは有名)の由来。
こういうやつ(下図)なんだけど・・・


<?なアメ>


実はこれはイエス(Jesus)の「J」何だそうだ。
しかも、白いとこはイエスの「きよさ(=罪のない様子)」
赤いとこはイエスの「流された血(=十字架の救いのシンボルとして)」
を表しているんだそうな。
幼い人々がどう思ったかは知らないが、
聞いていた大人たちはみな「なるほどぉ」と思ったのだ。
よく意味不明なホラを吹く(うそつくって意味ね)兄なので、
後で「あれ自分で考えたんでしょ」と突っ込まれていたが、
お菓子屋さんの冊子で読んだから本当なんだそうだ。

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