2003年9月1日(月)雨

雨だ。傘がない。買いに行った。
あとは、ずっと図書館にこもって本読んでた。
プラトンのソクラテスの弁明が主に書いてある薄っぺらい本。

2003年9月2日(火)雨

寒いよ。
一昨日まであんなに暑かったのに、今日の朝はしばらく動けないほど 寒かった(イグアナみたいですね、恒温動物とは思えません)。 でも、僕は暑いのが嫌いで寒いのが好きなのでうれしい。 そろそろ毛布出そう。あと裸で寝るのやめよう(基本だね!)。

さて、ついに授業の始まる日だ。
神学部だから日曜日に配慮して、 土曜と月曜は授業が基本的にない。そして、火曜から木曜は 毎日昼に礼拝がある。 ということで今日は最初の礼拝があるので、セミナリーホールの 二階にある礼拝堂に行った。
何というかここでの礼拝はいつも「アメリカ〜ン」な感じだ。 デゥーク・エリントンの時代のジャズみたいな感じの音で、ピアノを弾いて 賛美を歌う(時にはオルガンも使う)。そんで祈る時は、 何か言いたいことがある人が言って、毎回みんなで「主の祝福がありますように」 みたいなのを唱和するのを続けて、最後に司会者がまとめて祈る。 今日なんかはわざわざみんなで輪になって立って手をつないで祈った。
これだけだと何でアメリカ〜ンな感じか伝わらないと思うのでまとめよう。

1.いかにもな古きよきジャズ。
2.言いたいことのある人が「私は言うわよ」と言う感じで物事が進む。
3.適当なスキンシップも含め、他人と関わろうとすることが美徳的に捉えられる。

これはまさにアメリカ〜ンな感じなのだ。
僕は別に好きでも嫌いでもないけど…、ん?
いや、うん、どちらかと言うと苦手かな。
まあ我慢できなくはない(ひでえ)。うそ、そんなにひどくは思っていません。

それはさておき、授業だが、三つあるうち二つは短いこれからのことに関する説明で終わった。
最後の教会史はいきなりちゃんとした授業をやった。でも導入的な内容でつまらなかったので、 前半はうとうとしては、なんか教授が面白いこと言って(僕には別に面白くない)、まわりが笑うと ビクッとして起きたりすることを繰り返した。

聞いていた通り、結構たくさん読む宿題が出たけど、 昨日プラトンのやつ読み終わっているから、他の人よりちょっと楽だ。 ナイスだ、昨日の僕。

2003年9月4日(木)雨時々曇り

ということで一週間の授業を一通り経験した(何しろ授業があるのは三日だ)。
感想は…。まだ始まったばかりでつかみきれないので何ともいえない。
今日の最後の授業は一番面白かった。旧約聖書学入門の授業。
夜の7時から9時半というきつい時間だけど、 寝ないで全部聞けたことからも面白かったのが伺える(まるで他人事)。 耳の聞こえないモーロクしてそうな爺さんが先生(愛情を込めて言っております)なんだけど、 牧師をかなりやってから教授になったようで、こういう人の話はやはり面白いのだ。
しゃべってる途中で「モーセ」と「ヨシュア」が混じって、「モシュア」と言っていたのが 印象的だった。(でもしっかりした授業内容です。)
とりあえず来週提出するレポートは一個ですみそうだ。 これからどんどん増えそうだけど。 一日の間に何度も喜怒哀楽が激しく自分の内に起こってくるけど、 授業はどれも興味あることばっかりだから、やっぱり楽しい。 「くそう日本語だったら楽勝なのに」と思うけど、 そういえばこの不自由さも求めていた物だったはずだと思い直した。 むしろ喜んで受け取るものだ。

関係ないけど、どんなもの食べてるか母が心配しているだろうから、 今日の昼ごはんを例に載せておこう。調理時間20分(食べるの10分)。アバウトに計算して多分 一食2ドルくらいと思うから、コストパフォーマンスは悪くないはず。 ただ、夕ご飯もメニューは一緒。土曜にニューヨークの兄貴がレンジを持ってきてくれるので、 その辺りからさらにバリエーションを増やせるはずである。早く来いレンジ。いや、もちろん兄貴も。

<サラダとミルクとトマトソーススパゲティー(小ミートボール入り)>

2003年9月6日(土)晴れ

今日から二泊兄貴の家にお邪魔する予定だ。
休日にも関わらず早起きをし、8時半の約束なので、寮の前でヘッドフォンの音楽に合わせて踊って待っていた。 別に恥ずかしいことではない。この辺を自転車で通る人は(僕が今まで見た限り=二人)みんな熱唱しながら疾走している。 日本でも、誰もいないと思ってフンフン歌いながら走っていて、実は影に人がいたりするとやめるにやめれず歌い続けて しまう場合はあるが、ここの人たちは確信犯だ。何しろ熱唱している。「みんな聴けよ」くらいの勢いだ。だから僕は踊るのだ。

約束の時間を少し過ぎて兄ジョウ(牧師)がやってきた。電子レンジ、CDデッキなどを持ってやってきてくれた。 正直鼻血が出そうなくらいうれしいが、そんなものを出してる暇はないので荷物を部屋にいれて早々に車で走り出した。 これからニュージャージーにある、彼の教派の勉強会に行くのだ。僕は見学。
勉強会はすごく基本的な内容だったけど、ひさしぶりにとても福音派的(エヴァンジェリカル)な学びだったのでホッとして楽しかった。 昼には終わったので、ジョウの家に向かった。着いた。
ジョウの子供のウキョウ(1歳半くらいの男の子)が全裸で迎えてくれた。 最初は(全裸だけど)警戒していたが、すぐ仲良くなって、以後三日間いっぱい遊んだ。 早起きしたからすごく眠い。でも課題のレポートが実は二つあったことに気づいていたので、がんばって本を読んでから、寝た。

2003年9月7日(日)晴れ

久しぶりの日本語の礼拝だ。説教もよく分かるからやっぱりうれしい。
うれし涙を流しそうになりながら礼拝した。
ちなみに今日は聖餐式があった。教派や牧師によって聖餐式のやり方は微妙に違うのだが(本質はもちろん同じ)、 ジョウの聖餐式の前説明はすごくわかりやすいズバリとした言い方だったので、心に響いた。
細かい言葉は忘れたが、「これはあなた方のために、裂かれたキリストの肉と流れた血の記念です」ということだ。 ん?あ、普通か。まあとにかく、その意味を深く胸に受けながら聖餐式に加われたと言うことです。

礼拝が終わった後は昼食会があって、午後は有志でテニスに行った。すげーくたびれた。僕は文科系人間だから 体力ないんだ。中学高校両方とも運動部だったけど。

くたびれたけど、書かなきゃ〜、と思って無理してレポート書き上げた。どうも風邪っぽいから寝た。

2003年9月8日(月)晴れ

本当は午前中に帰るつもりだったけど、ジョウが休日だと言うので 一緒にショッピングに行かないかという。行った。
前日に急に今日英語のクラスを始めましょうか、と留学生担当教授から連絡があったが、 まあ一回目だし急だったからいいや、ということでぶっちった。(ちゃんと後でメール送りました)。
僕も買いたいものがあったので、みんなで(ジョウ、妻トモチャン、ウキョウ、僕)で ウェストチェスターというところのモール(お店がいっぱい集まっているデパートチックなところ)に行った。 休日〜、という感じだった。頭痛かったので、パタリと寝た。

2003年9月9日(火)晴れ

次回は自力で来られるようにということで、帰りは自分で電車を乗り継いで帰った。
ジョウの家はマンハッタンから30分くらいの所だ。「世田谷的位置づけ」のところだと言う。
ニューヨークを東京、マンハッタンを新宿と例えると、僕の大学は埼玉辺りにあると言える。
(これは僕の周りの日本人数人によって、「的確な表現である」と認定されている)
僕の大学の周りでは、日常用品のお店は10分もあるけば歩けど、ちょっとちゃんとした買い物とかは 車を走らさなければならない。車がないとすごく不便。
逆にニューヨークは電車が発達しているので、むしろ車は渋滞に巻き込まれて使いづらい。
これはまさに東京と一緒だ。だから僕は免許を持ってない(東京出身)。

前置きが長くなったが、とにかく30分電車にのってシティに出た。それから42番通りから34番通りまで南に向かって トテトテ歩き、レキシントン通りから7番通りまで西に向かって歩いた。25分かかった。疲れた。
さらに目的のペン・ステーション(ペンシルヴァニア・ステーション)が見つからず、日本語で半切れしながら ぐるぐる回ってやっとたどり着いた(33番通りだった、きっそー!)。 さらにそこから電車で50分。合計で約2時間かけてやっとたどり着いた。 授業15分前なのでダッシュである。は〜、慣れない土地はやだね〜。

2003年9月11日(木)晴れ

今週も無事に授業を終えた。
時間はある程度余裕があるから、 ついていくこと自体はあんまり大変じゃない。
来週はいきなり哲学のテストがあるので少し気になるけど、 どうせやれること以上のことはできないから仕方ない。やるだけやろう。
本の課題も、出てるの全部読んだら大変だけど、 読みたい所と読まなきゃならない所しか読んでないから、 そこまで大変ではない。 結局日本でやってたスタイルとあんまり変わらなそうだ。
ただ、ディスカッションの授業はやっぱりきつい。 何しろしゃべれない(というか聞くのもやっと)。 評価の出し方は基本的にペーパーとファイナルテストが8〜9割を占めるから、 落第はしないと思うけど、いい成績とるのは難しいだろうな、と思う。
一番上の兄や、妹は(二人ともこっちの大学)いい成績をとっている(いた)。 やっぱりすごく努力が必要みたいだけど、努力苦手なんだよね(怒らないで)。 色んな人から支えられているので、あんまりいい加減にはできないけど、 できる範囲で許してもらうことにしよう(最初から言い訳)。
さて、そろそろ洗濯(というか乾燥)が終わるはずだ。取って来ようっと。

2003年9月14日(日)曇り

『きょうのポエム 〜シャワー〜』

たまに
というかよく
シャワーでお湯が出ない
今はまだいい
冬…


さ、ということで今日はニューヨークにある日米合同教会と言う、 日系人がメインの教会の礼拝に行きました。
大学の引退教授の日本人女性が教会110周年記念礼拝ということで誘ってくれたのでした。 午前中の礼拝は記念礼拝と言うことで、多分かなり普段とは違ったものであったと思うのでコメントなし。

昼食後、若者が中心になって企画したらしい特別礼拝があったので、出た。
LA(ロス・エンジェルス)からゲストスピーカー(説教者)を迎えての集会だった。
すごくよかった。
全体的に高年齢化の進んでいる感じの教会だったけど、変化の胎動のようなものを感じました。 何度か行ってみようかなと思ったけど、しばらくは近くの教会を見て回るから無理かな。
色んな教会を見ることができる機会はあんまりないので、すごく面白い。 けどその反面、教会を見て回っている状態をあんまり長く続けたくないから(これについては近日「よれよれモールスキン」 を開きますのでそこで詳しく)、早く心定まるといいなとも思う。

帰りの電車では、ボブ・サッ○とジャニ○ズJr.についてと、旅人について考えたがこれも、モールスキンで。

あと、全く関係ないけど、タイガース優勝しましたね!おめでとう。ありがとう。あ〜あ、はんし〜ん、はんし〜んタイガ〜ス〜。

2003年9月15日(月)晴れ

基本的にニュースは確認しているので(@ヤフ)、大きな出来事は知ってる。
地震はどうなったんでしょうか。

阪神の優勝の瞬間見たかった〜。
「座頭市」見たいな〜。
久米さんが降りる前にもう一回ニュースステーションみたいな〜。

と思っています。

2003年9月16日(火)晴れ

面白いことに気づいた。
授業がある日の方がすごく余裕がある。
ということで、よれよれモールスキンをついに開いた。
授業がある日の方が楽な理由もモールスキン内の「留学を考えることについて」を見ると分かります。
ジャ○ーズJr.とボブ・サッ○についても「聖書を読むときには…(其の壱)」にあります。
お時間のある時にご覧くださいませ。

「あーもう無理だ、スキップしよう」と思っていた教会史のレポートが書いたら書けてしまった。神様ありがとう。
もうここまでの二週間ちょいで、日本にいた時書いた英語レポート全部あわせたより書いたかもしれない。

週末に台風「イザベル(名前)」が来るらしい。素敵な名前だね。とても優雅な台風のイメージだね。

2003年9月18日(木)曇り、ただし強風。夜半から一時激しく雨

僕の名前はヒカリというのだが、これは発音が難しいらしく、
自己紹介すると8割の人が「スカリー」だと勘違いする。
FBI捜査官みたいだ。
*何で?と思った人はX−FILEというアメリカドラマ(か映画)を見ましょう。

日本にいた時、妹にこれを言ったところ、じゃあ「『ひー、かりー』と教えたらいいよ」と言われた。
He Curry.
「彼、カレー」

あほみたいだ。
文章にすらなってない。
でも実験したらみんな「へふっ」って笑いながらも、ちゃんと発音していた。
いつも僕を呼ぶときに彼らはカレーを思い浮かべるのだろうか。

夜にイザベラがやって来た。
おおはしゃぎだ。
名前のイメージぶち壊し。
おかげで窓のしまらない(半壊してるから)台所には雨がビュンビュン吹き込んでいる。
もう帰ってくれ、イザベラ。
*イザベラは台風(っていうか正確にはハリケーン)です。

ちなみに彼女のせいで明日から一泊のリトリート(新入生のケアと親睦の会)は中止になった。
やりたい放題だな。でも課題ができるから本当はうれしいぞ、イザベラ。

<イザベラがなぎ倒していった木の枝たち>
リンク集を作った。


2003年9月19日(金)晴れ

台風一過というやつで暑いくらい晴れてる。

今の一番の関心ニュースは1ドル113円だ。
ドル使ったほうが得なのか、円(クレジットカード)の方がいいのか、
数字に強くない僕はすでに混乱をはじめている。
あ、でもクレジットカードは手数料とかかかるからヤッパリ損なのかな。

某首相再選だそうで。総選挙はいつ頃なのでしょう。
さっき海外からの投票について調べたけど、
手続きに公使館まで行かなきゃ行けないようで、う〜んめんどい、と思ってる。
しかも、比例代表選挙だけに限られるのだそうだ。
あんまりモチベーションがあがらないな。
誰か代わりに日本で投票してくれないかな。(←絶対ダメです)

2003年9月21日(日)晴れ

アメリカで四回目の礼拝は、歩いて5分の所にある
ユナイテッド・メソディスト(UM)のマディソン教会に行った。
UMが何かは機会がある時また話します。
なんかね〜、夏が終わった後だからか何かわかんないけど、
夏の子供たちのキャンプの証だけで説教がなかった。
これってアリかよ!と思ってちょっとがっかりした。

でも、すごいうれしかったことが一つあった。
こっちに来てから機会がなくて一度もオルガンに触れてなかったけど、
もうどうしても弾きたくて仕方ないから、こっそり神学部の礼拝堂に忍び込んだ。
閉まってたら悲劇だな、と思いながら祈る気持ちで(っていうか祈りながら)行ったら、
開いてた。誰もいなかった。
薄暗い礼拝堂でついに憧れのボロいパイプオルガンを弾いた。
音狂いまくりで、出ない音もあるオルガンだった。
でも、もううれしかったのなんのったらアンタ、
僕が犬だったら、うれションしちゃうくらいの嬉しさだった。
その後ピアノも弾いた。超満足。
これから日曜の昼はここに忍び込むことにした。

夜はマディソン教会で持ち寄り食事会(ポットラックというのだ)に誘われて行った。
昼にペペロンチーノ製作に失敗して、あんまり食べなかったので、おいしく頂いた。
隣に座った韓国人の男性ボンサムと少し授業について話した。
ボンサムは韓国4年間牧師をしてからここにさらに学びに来たそうだ。
旧約学の授業は前も言ったがすごく面白く、内容も充実しているのだが、
なぜかレポート用のテキストがかなりラディカルな本なのだ。
つまり、信仰的にというより過度に科学的(と不当にも主張される)な解釈が書いてある。
僕は「これはきっと、こういうものに触れておけということなのだろう」と判断して、
ケチョンケチョンに批判したレポートを提出していた。
多くは考古学資料を利用しているから、学部で専門だった僕としては、
もう批判したい放題の穴だらけなのである。
で、その話を隣のベイソンと話したら、同じ意見だった。
やっぱそうだったか、と少し安心。
そういえば授業の話をあんまり他の人としてなかったなあ。

手紙を書いた。


<机と十字架>

2003年9月23日(火)雨のち晴れ

ウェッヘヘヘヘ。(←気持ち悪い)
日本から(自分で)送った荷物が届いた!
マンガとかDVDとか小説とかが入っている。
船便だったから一ヶ月以上かかったけど、う〜、うれし〜!
どれほど待ち焦がれたことか。
ということで、しばらく勉強は休みにする。
(よし、言い切ったぞ)

いや、ちゃんとやってるよ。
昨日も午前3時までレポート書いてたよ。
でも、ここまでかなりがんばったので、
そのレポートで、前期の前半の課題はほとんど終了。
これで、読書週間(6日からの週)の休み明けまでは、
授業数回と読書課題だけなんだ。(めちゃめちゃいっぱいあるけどね)
よ〜し、遊ぶ…、というか息抜き…、というかまあ遊ぶぞ〜。

書こう書こうと思って書く暇なかった文章も作って載せていきますので、
これからもよろしく。

あと、メールくださったみなさんありがとう。
すごく励まされますし、具体的に祈れてうれしいです。
まだまだ送ってください。




<初秋を見上げる>


前、日記にちょろっと書いた「礼拝について」の文章載せました。
題して、しっかり拝めよ

2003年9月24日(水)晴れ

ダメだ。勉強ぐせがついちまった。
マンガを目の前にして教科書読んでる自分がいる。
でも、日記はちゃんと書いている。
ここに来て趣味の変化が起こってきてるのかな。
ちなみに今の趣味はと聞かれたら、多分「料理」。
ペペロンチーノがなかなか思った味が出せなくて(食べられないものではない)、
二日連続で毎食試行錯誤していたけど、
今日試みに醤油をかけてみたら「これだ!」という味になった。
ていうか、醤油の味に飢えてたのかな〜、いや違うよな〜。
実験台は常に自分なので、そして失敗してまずくても食べるのは自分なので、
結構毎食真剣勝負だ。
食べたくても食べれない人が聞いたら贅沢な話だが。

ちなみに料理レシピはインターネットで調べてる。
この前、義理の姉のトモチャンが言っていたが、アメリカの料理本には、
「〜〜(メーカー名)の缶詰を買ってきて、温める」みたいなことが、
本気で書いてあるらしい。いや、それは、料理っていうか、まあ料理なんだろうけどさ…。
素人ならいいけど、ちゃんとした本でそれはどうなんだろう。
「メーカー名の指定がどうやらこだわりらしい」とトモチャンは言っていた。

それから、こっちに来てからクニシゲさんに教えてもらって、
初めてディッピングスパイスというのを使って、パンを食べる方法を覚えた。
これって有名なのかな?
僕日本で見たことないから感動的な出会いだった。
オリーブオイルに、いくつかのスパイスをいれて混ぜて、
それをフランスパン(を僕は使っている)にちょこっとづつつけて食べるの。
おいしいんだ、これ。

はい。大体思う存分料理の話をしたのでもう当分しないとここに約束。
読んでる人がここをすっごい速さで読み飛ばしている様子が目に浮かぶようだ。

ディスカッションの授業も慣れてきた。
うまく話そうというこだわりが抜けてきたせいだろうか。
そうだ、今週中にでも普段どんな授業やってるのかまとめて載せようと思う。
神学校に行こうと思っている人で、「アメリカの神学校ってどんなだろう?」
という関心のある人(少なそ〜)にはいい記事なんじゃなかろうか。

2003年9月25日(木)晴れ

なぜか分からないがすごく眠い一日だった。
少し頭痛いから、休息が必要なのだろうか。
なんて言いながら、授業はかなりうとうとしていた。
その上こともあろうに最後の授業が終わってから(9時半)、
韓国人連中とバスケに興じた。
終わったのが11時だったから、相当やっていたと思う。
30前後の人が多いはずなのに、何で君たちそんな元気なのって感じだった。
おかげでこれを書いてる今すでに僕は筋肉痛である。
多分僕の体は彼らより老いているに違いない。
明日起きれっかな。

あ、エドワード・サイードさんが亡くなったそうだ。
ちなみにコロンビア大学の教授さんで有名な人だ。
今度(もうやったのかな?)うちの大学に講演に来るとか、
来ないとか言っていた。残念だ。

*サイード氏をもっと知りたい人は、自分で「やふー」とか「ぐー」
とか「ぐーぐる」とか何か検索を使って、調べてください。
「やふー、って何?」って言った人、ちょっとここに来て座りなさい。
そして立ちなさい!それを繰り返せば足腰が丈夫になりますよ。

2003年9月27日(土)狐の嫁入り

雲があるのに降ってないところもあったり、
雲もないのに土砂降りのところもあったり。
変な天気だった。別に珍しくもないらしい。

昼食の後、ルームメートが帰って来るまで待って、
一緒に色々話し合う時間を持った。
文化的な問題と、個人的な問題で、かなりお互いの仲が悪くなってきたので、
このままではまずいと思い、この話し合いを持つことにした。
個人的な問題に関しては、向こうの方に問題があることだったので、
規則を決めてお互いに合意した。根本的には実は解決してないけど、
それは時間がかかることな気がしたし、僕の手にはあまる問題な気がしたので、
これから長期的問題として考えていくことにした。
何しろ最近、軽率な行動が自分に目立つので、
あんまり余計なことはしないことにした。
本気で独り言みたいになってきたので、これはこのくらいで。

まあそれはそれとして、文化的な問題の方の解決として、
僕と彼の部屋を交換する事になった。
ということで、お互いハイスピードでの引越し(40分)。
はれて僕は完全なる個室を手に入れることになった。
(これは単純にお互いの文化の尊重ということで合意)

とりあえず、荷物を新しい部屋に詰め込んで、
3時少し過ぎに寮を飛び出し、クニシゲさんの車に乗り込んだ。
今日は、本棚を買うために車を出してもらったのだ。
で、日曜大工用品店的なところに行ってキットを買ってきた。
こういうのに限らず、「自分で勝手にやんなさい、そのかわり安いから」
という文化が発達(?)しているので、色んなものが、組み立て前の素材状態で売っている。
僕は組み立てもの好きなので楽しかった。
約50ドルでかなりでかい5段の本棚を買ってきて組み立てた。
届いたマンガとかもこれで収納可能だ。

その後久々にクニシゲさん宅にお邪魔してトンカツをご馳走になった。
揚げ物は自分一人で食べるために作る気に全くならないので(油は高い)、
今回みたいな機会は非常にうれしい。
おいしかった。


<狐の嫁入り>

2003年9月28日(日)晴れ時々雨

今回はカトリック教会の礼拝に参加した。
寮の目の前がその教会なので、徒歩一分だ。
率直に言ってとても充実した礼拝ができてすごく良かった。
カトリック教会といってもアメリカ的な雰囲気でいっぱいで、
神父さんの話もプロテスタントとまるで変わりない感じだった。
内容も、話しっぷりも。
ちなみに集まっている人たちはハイソサエティの人たちである。
よく言われることだが、アメリカは日曜が一番人種&社会階級の区別がはっきりする。
教会ごとにはっきりと分かれるのだ。
アフリカンアメリカン、ラテン、アングロサクソン、アジア(の中でもさらに日本、韓国とか)、
面白いくらいにすみわけがなされる。
そして、アングロサクソンの中でも、教派ごとに社会階級が大まかに分かれる。
例えば、ハイソサエティの人たちはカトリックかエピスコパル。
ミドルの人たちはUM。ミドルロウだとバプテスト。
さらに…。といった感じだ。

この話はまた今度、まとめて書こうと思う。
そういえば、神学校について書くとか言って書いてなかった。
なんだかんだいって色々あったからなぁ。

あ、昨日か一昨日にリンク集にいくつか追加しました。

2003年9月29日(月)晴れ時々土砂降り

『きょうのポエム 〜洗濯〜』

地下の洗濯室
乾燥機から取り出した服を
かごの中に入れる
暖かくて
いい匂いがする

2003年9月30日(火)晴れ

晴れてるのにすごく寒かった。
「今日から冬にします」と誰かが言ったかのように寒かった。

夜クニシゲさんに誘われていた、セミナリーホールでの礼拝に出た。
毎週火曜日に有志でやっているエピスコパル(聖公会系)礼拝。
式文という決められた文にそって礼拝が進められていく。
すごく落ち着いていて、じっくり礼拝できた。いやぁ、よかった。
主催している大学院の牧師(?)はすごく福音的な人で(エピスコパルでは珍しい)、
説教もよかった。

式文とか、型にはまったやつって、
なんだか退屈そうなイメージをもっていたけど、
ようは礼拝する人々の信仰の問題で、
昔から受け継がれてきたものそのものは、
素晴らしいものなのだなあ、と思った(長い複文でごめんなさい)。

関係ないけど、寒くなってきたせいもあって、
ここ数日朝なかなか起きれない。
暖房…、使えんのかなあこの部屋についてるボロイやつ。
2003年10月の冷蔵庫の中身へ

冷蔵庫の中身トップへ
しょんぼりマユゲ表紙へ


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