日本のみなさんへ２００５年９月

手紙は夜書くことが多いのですが、
今日は珍しく月曜日の昼間に書いています。
月曜は教会で働いていることの多い神学生に合わせて、
神学部の授業は一つもないのです。
（日曜が一番忙しいから、月曜休み）

寮に隣接する学校に来ている子供たちの声が、
初秋の少し涼しい風と共に窓から流れ込んで来ています。

夏は恐るべき速さで過ぎていきました。
日本に二ヶ月戻ったのですが、やることが盛り沢山でした。
会うつもりでいたのに会えなかった人たちもいて、
失礼なことになってしまって申し訳なかったです。

特に時間に追われていたのは、結婚に関することと、
学校卒業後の進路に関することでした。
（まさに人生の重要な決定機が同時に来ちゃいました）

八月の初めに二年半の付き合いになる女性と婚約しました。
もっと早くお知らせするべきでしたが、
いっぱいいっぱいでして失礼しました。
来年中に結婚の予定です。

卒業後については、将来的に牧師になるために、
色んな教会関係の方々にお会いしてきました。
文字通り走り回っていました（主に電車で）。
卒業したらすぐに日本に戻ることになりそうです。

米国に戻って三年目の授業も先週から始まりました。
（予定では）これが最後の年になります。
気づけば二年間かなりの勢いで単位を取ってきたので、
今年はほとんど自分の好みの授業を選べて楽しいです。
余裕あるのは始まったばかりの今だけかも知れませんが。

そちらの様子はどうでしょうか？
せっかく日本に戻ったのですが、
多くの人とは近況を知る暇も持てずに過ぎてしまいました。
ぜひ最近の様子を聞かせてください。祈りに覚えます。

ゆっくり時間の流れている人も、慌しく時が過ぎる人も、
それぞれ与えられた時間が豊かに祝福されますように。
つらい時期にいる人に慰めと励ましと平安がありますように。

また、手紙を書きます。

ヒカリ　２００５年９月１２日

「それは、私たちにキリストの苦難があふれているように、
慰めもまたキリストによってあふれているからです。」
コリント人への手紙１章５節

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