授業がはじまった。
今日は『宗教と社会学』という授業。
これが必修なのがどうにも気に食わないが、まあいい。
この学校を出る頃には僕は性問題、人種問題、戦争問題、
とかに関しての「アメリカンリベラルの考え方」にかなり詳しくなれると思う。
これはこれで勉強にはなると思う。
ザ・ポジティヴ。
ヘブライ語の授業が小学校並みの朝早い時間で、
昨日の夜遅かったせいもあって一日中眠かった。
生活サイクルを何とかしなければ。
と、いいつつ日付が変わるまで日曜の準備してたりするので、
何とかなるわけもなさそうだ。
今週は仕方ないってことで開き直ろう。そうしよう。
今日の授業は夜に一つだけ。
これも前期の続きで『教会と礼拝』の授業。
この授業の課題の説教二回のうち一回は
原稿無しでやらなきゃいけないルールらしく、
既に今からちょっとおびえ気味。
ヘブライ語取るために今回やめにした授業の教科書を、
大学の本屋に返却にいった。
今週中なら払い戻しをしてもらえるのだ。
夜、久々にバスケに行ってきた。
楽しかった。
朝、目を覚ますと外で雪をかきの音が聞こえた。
恐る恐る外を見るとやっぱり降っていた。
今日はいいけど週末雪だと移動とかきついんだよな、
と思いつつ授業に向かう。
授業は中止にはならず普通にあった。
出席者は半分くらいだったけれど。
授業を終えて外にでるともう雪は止んでいた。
土日の準備に想像以上に時間がかかり、
来週の課題をはじめられたのは既に夜九時。
でも思ったより進んだので安眠できそうだ。
マンハッタンにある教会で日本人集会があるので参加した。
というか、僕は年末年始の西海岸であった集会の参加者なので、
それについて話すことになっているのだ。
ということで話した。
参加者は二十人弱だったけど、初めて会う人もいて楽しかった。
夕食をヴィレッジの日本食の店で食べて、
その後に近くに中古ＤＶＤ屋を見つけたので入ってみる。
そしたら買おうかどうかずっと迷ってたヴァー○スを発見。
予想もしない所でいい買い物をした。やった。
朝のバイスタで聖霊についてやった。
僕が準備していってやったのだけど、
このテーマで初めてまとめて話すので、
話す量が調整できず少し未消化になってしまった。
礼拝のメッセージをした。
夕礼拝に人が来なかったので、早々に片付けてジョウ家に戻る。
そしてジョウが急いで買いに行ったケンタ鳥を食べながら、
スーパーボウル（アメフトのシーズン決勝戦）を見た。
アメリカの一大祭りだからなんだろうけれど、
過剰な演出には少し辟易としたが、試合は面白かった。
事前にジョウと「じゃあイーグルスを応援するってことで」と、
判官びいきな打ち合わせをしてあったので、
結果は残念だったが、盛り上がる試合だった。
しあい終わった頃には随分遅くなったので、
もう一晩泊まっていくことにした。
急に暖かくなってきた。
朝、ジョウの家を出て昼頃に寮に到着。
課題をやりつつ昼食を作って食べる。
必修の異文化旅行の授業に登録するために、教授にサインをもらいに行く。
五月末から六月頭にかけて、ネイティブ・アメリカンの居住区に行くのだ。
面倒そうだが、楽しみだ。
課題を図書館でやった。
図書館の地下になかなか落ち着ける場所を見つけたのだ。
地下の端っこ。どんどん暗いところを追い求める僕。
そういえば大学の時も僕は図書館の地下が大好きだった。
特に僕の通っていた大学の本部図書館は、地下がかなり広大だった。
あの何とも言えない本の匂いの中でウロウロして、
見つけた本を地べたに座り込んで読むのはとても楽しかった。
懐かしい日々。
今のこの時もいずれは懐かしい日々になるのだろうけれど。
キャンパスに向かって裏の林道を抜ける時に、
右目がぼやけるから片目ずつ交互に使って焦点を合わせようとした。
そしたら急に気づいたんだけど、僕は右と左で少し色の見え方が違う（気がする）。
ひょっとしたら一時的なものかも知れないけど、
自分の体について大きな発見。びっくり。
朝のヘブライ語の授業は貴族の邸宅みたいな校舎の中でやっている。
授業に使う部屋自体は地下の一室なのでそんなに絢爛豪華ではないが。
＜こういう感じの内装の建物＞
学校の建物の半数近くがこういった古い建物を今も使っている。
豪華なのはいいが、やはり見えない所には随分ボロが出てくる。
僕の住んでる寮なんかはまさにそうで、お湯が出たり出なかったり、
ヒーターが調節できなかったりする。
その辺は変えようがないから仕方ないが、
変えようがあるけどそのままにしている冷蔵庫も年代ものだ。
今日も夕ご飯を食べようと思い、冷蔵庫からトマトを出してみると、
なんと凍っていた。（決して冷凍庫に入れていたわけじゃない）
冷凍トマト。
これはこれでなかなか美味しかった。
凍ってる分には生もの保存の役割を果たしているのでいいのだが、
ごくまれに「冷えてない」こともあるので結構こわい。
つまりは温度調整があんまり効かないわけである。
温度は冷蔵庫にお任せ。
全自動冷蔵庫。
可愛げがあるので新しい冷蔵庫を買うことは全く考えていない。
雪の予報は見事に外れ。晴れていた。
でもかなり寒かった。
今学期の課題を整理して予定を立てた。
今のところは前期より楽そうだが…。
いや、言うまい。
言うと、また大変になるに違いない。
今日もバスケに行ってきた。
楽しかった。
帰りに大体いつもクールダウンを兼ねて走って寮に帰る（十分くらい）。
外は零下なのに半そでにハーフパンツで走っているので、
途中で人に会うとすごく恥ずかしい。
課題をやって過ごした。
アッ○ル・シードを見た。
きれいな人間はＣＧではまだ難しいんだな、と思った。
というか生身の人間で見た目に魅力がある人は、
そんなにツルツルスベスベと限らないと思うのだけど…。
音楽かっこよかった。
慌てて教会のバイスタに向かったのだけど、
着いてみたら今日は中止になったそうで残念。
紀伊国屋で新刊のマンガを見てくればよかった…。
まあでも無駄遣いせずにすんだと思えばいいのだ。
賛美歌（の歌詞）を作りなさいという課題がある。
提出はずっと先なのだけど、作りたいと思っていたのがあるので、
曲ごと作ることにして教会のピアノの所へ行く。
そしたらピアノの隣にドラムセットが置いてあるので、
ちょっとやってみようと思って叩いてみた。
なかなか面白くて、しばし没頭した。
その後ピアノの基礎練習をしたら疲れ果てたので、
曲を作るのはまた今度にすることにした。
楽しかった。
夜、ウキョウが早く寝たのでジョウとトモチャンと僕でパッションを見た。
うん。改めて見たがこれはやはりスゴイ。
礼拝した。
中高生のバイブルスタディした。
ソウと洗礼について少し学んだ。
残ってた人でジャカチャカドンドンとバンドで音を出した。
早速ドラムをやってみたけど、楽しいのではまりそうだ。
割といい年のキジさんがノリノリで歌ってたのがすごく印象的。
あまりにノリっぷりが面白くて、みんなで爆笑しながら弾いていた。
笑いすぎて腹が痛い。
夕礼拝で何というか、こう、すごく信仰的に励まされる。
確かに、僕のこの目には、人々がそこにいるのが映るだけなのだけれど、
人が神と共に生きることを決意し、神が人と共に生きているのを見る時、
そこには確かに神様がいて、それはすごいことなのだ。
僕は人よりも、感動よりも、神を求めている。
ご飯を食べて、寮に帰った。
眠たいので寝よう。
課題やった。
クニシゲさんがノートパソコンが必要な用があるというので、
サウス・オレンジ（という街）にあるシートン・ホール大学の
図書館まで付き合って、ついでにルターの全集データを手に入れた。
帰りがけに中華のビュッフェ（取り放題バイキング）を食べて、
食材やら生活雑貨やらを買って帰った。
米を買い損ねたのが心残りだが。
授業行って、課題やって、日が暮れた。
昨日の雨のせいか空気に草の匂いが感じられて気持ちが好い。
確かに目覚ましを止めた記憶はある。
でもその後の記憶はない。
そして目が覚めると授業開始十分前だった。
ということで大慌てで顔を洗って着替えて飛び出した。
そしたら何と間に合ってしまった。
キャンパスの隣の寮でホントによかった。
夕方、米やプリンタのインクを買うのにクニシゲさんに車を出してもらう。
そのまま夕食もご馳走になってしまった。
さらに、前に聞いて気になっていた神学関係の話を質問すると、
懇切丁寧に教えてもらえた。
すんごい勉強になった。
精神的にきつい火曜と水曜の授業を終えたので、
気分的にはかなり爽やかな気分。
朝（というか昼）起きて、来週の授業での説教用の初稿を一気に書いた。
バスケを行く前に時間があったので「カリオ○トロの城」を、
初めてまともに全部見た。
これすごい。面白い。
僕の生まれる一年前に公開されたやつだけど、
もう全然今見ても十分以上に楽しめる。
やっぱりハヤオさんってすごい。
バスケ行った。
疲れ気味で体がうまく動かないが、いい運動になった。
＜いつもバスケやってる体育館＞
寝不足。
授業終えて昼を食べてから長丘教会へ。
パスター・トムと会った。
三十分くらい話して祈りあっただけだけど、
文字通り励まされて嬉しかった。
帰ってきてクリスと色々最近の様子を話して祈った。
お互い特別に変わったことがあったわけでもないが、
学校内で分かり合える数少ない仲間なのでとても貴重な時間だ。
中華街に行ったら、いつも行く店がしまってた。しょんぼり。
教会で高校生バイスタした。
その後、楽器屋さんと日本食材店に行った。
ジョウの家に戻って明日の用意して、
泊まりに来てたソウと色々話してから寝た。
あ、教会のボイラーが故障で止まったらしい。
明日は結構ピンチかも。
一応、朝起きて教会を確認してみたが、普通に寒すぎる。
で、牧師館の居間に無理やりスペースを造って椅子を並べた。
さらにシーツを垂らしてＯＨＰのスクリーンにしたりして、
なんか学園祭の準備みたいになって楽しかったが、
ちゃんと皆集まって暖かく礼拝できてよかったよかった。
ボイラー修理の人が来てくれて、午後は教会の暖房が回復。
夕礼拝は教会でできることになった。
そして、今日は特別に隣の州からはるばる他の教会の人たちが来た。
同じアライアンス（という教会のグループ）の主に白人の教会だけど、
日本人が最近一人来ているということで日本人教会に連れてきたかったのだとか。
十五人以上が大挙してやってきて、バイリンガル礼拝をすることになった。
楽しかった。
七時過ぎから吹雪が始まるという話なので、
礼拝後はご飯を食べてすぐ寮に帰った。
地元マディソンに着く頃にはすでに一インチ近く降り積もり始めていた。
＜足跡一番乗り＞
雪は止んでいた。
昼に起き出して、ご飯を炊きながら一つ課題を書き上げる。
昼食を取ってキャンパスへ。
学校は雪のためか、図書館もメールボックスも閉まっている。
カレッジの寮生達が雪合戦や、ソリで斜面を滑り降りて遊んでいる。
なんとかインターネットにつなげる場所を見つけてパソコンを開く。
珍しく面識のない読者からメールをもらった。
こうして感想を聞けるとすごく嬉しい。
まさに励ましのお便りという感じだ。
寮に帰ってさらに課題を二つやる。
途中でソウから借りていたジョ○ズをＤＶＤで見た。
見たことあったつもりだったけど、実は初めてだった。
ドキドキした。
少し熱がある気がする。
何とか時間を見つけて休まなければ。
といいつつヘブライ語の課題をやっているうちに、
夜は更けていくのだった。
朝早くから授業で眠くて仕方ない。
授業で説教をしたが（小言をいったわけではない）、
もうフラフラで自分で何やってるんだか分からなかった。
話し終えた頃には喉がからからだった。
でも内容はちゃんと伝わったようなのでホッとした。
しかし、自分の英語の下手さ加減は情けないを通り越して笑えてくる。
先日、クリスと話していて、彼が「海外宣教師はその国の人々の救いに、
すごい情熱を持っているから言葉も早くうまくなる人が多いんだよ」と言っていた。
なるほど、僕が英語を上達させようとする気がないのは、
この国を愛していないからなのかも知れないな、と思った。
実のところ、僕はもともとこの国が好きではない、いやホントに（衝撃告白）。
でも、実際にそこに住んでみないで、よくも知らないのに批判はできないし、
何より好きじゃないからこそ愛せるようになれればいいな、と思ってやって来た。
でも今の所は全然ダメだ。
もちろん国じゃなく人々を愛せばいいって話なのだけど、
僕は、例えば日本人の嫌な奴のために命をかけることはできても（自信はないが）、
アメリカ人の嫌な奴のためにそれはできないな、と思う。
この留学が終わる頃には、愛する者になっていればと願うのだが…。
神様にお願いしよう。
夜、クニシゲ家にお邪魔して、キャシャ○ンを見た。
「最後の方のこれはかなりハッキリした日本的ブッディズムですね」との評。
なるほど、言われてみればそうか。
倒れた兵士達の魂が登って、光が宇宙を飛んでいくイメージが出てきて、
僕は全然無視してたんだけど、言われてみたら輪廻的な表現か、なるほど、と。
個人的に赦しに集中してたけど、神も罪も出てこないもんな。
（見てない人にはさっぱりな話しで申し訳ない）
グリー○・デイの新しいＣＤを借りた。
帰りに外に出てみると、やたらと明るい。
空を見上げると満月が鮮烈に輝いていて、
円を描く光を放っていた。
地上の雪がその光をまた仄かに反射して何とも暖かい。（気温は零下だけど）
写真に撮ろうとして何枚か挑戦してみたけれど、
本物の美しさからかけ離れていたので断念。
＜代わりに寮の裏口への道の写真です＞
眠いはずなのに生活サイクルが変なので、
明け方に眠って昼頃起きた。
課題を一つやって、夕方の授業に行く。
雪がはらはら舞い始めていた。
教室に着いたが誰もいない。
パソコンを開いてメールを見ると吹雪警報のため休講だそうだ。
家に帰ってまた課題をやって一区切りつける。
多分体育館も閉まるだろうと思って、
今日はバスケに行かずに映画を観ることにした。
クニシゲさんから「ぽっぽや」を借りていたので見た。
油断していたので思わず泣いてしまった。
ストーリーは小説読んでたから知ってたのだけど、
役者さん達がホントに味があって惹き込まれた。
昨日の晩、色々と悩んでいたらなかなか寝付けず、
寝られないことに逆切れして（意味不明）徹夜してしまった。
悩んで寝られないなんて僕ったら若いなあ、
などと微笑ましく自分を眺めつつ朝一の授業へ。
でも昨日の雪のせいで休講になっていた。
そのまま図書館にいってメールして帰る。
眠さのあまり途中二時間ばかり昼寝をはさんで、
夜まで課題にいそしむ。
ホントは早く寝るべきなのだが、また結局夜更かしだ。
髪が伸びてきて鬼○郎みたいになってきた。
メガネをかけた鬼太○。
教会に行く途中で本屋に寄ってマンガをいっぱい買った。
相変わらずデスノ○トがすごい。
高校生のバイスタやった。
特別なことはなく普通に礼拝をして一日終えた。
明日からまた雪が降るという噂だ。
ジョウは雪かきが大変だから降らないでほしいらしいが、
僕は火曜の授業が休みになるなら降ってほしい（子供の発想）。
予想通り雪が降ってきた。
一応警報が出ているし、三日間雪の予報なので、
授業がなくなる可能性をかなり期待しているダメ学生。
僕の大好きだった自虐オタクマンガを描く、
久○田康治が四月からマガ○ンで連載開始らしい。
楽しみだ。
今日ちょうどカワカミと「最近シャワーだけで、
風呂（バスタブ）に浸かることがない」とメールで話していたが、
夜、死ぬほど寒い中シャワーが止まり、
かろうじて蛇口でお湯がちょろちょろ出たので強制的に風呂になった。
おそらく一時間以上は風呂場にいることになったと思う。
これはこれで楽しかったし、ゆったりできてよかった。
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